弐穂の衣装トキコが解説!

弐穂連取材班 トキコ

女踊り衣装

女踊り衣装について

弐穂連の女踊り衣装は、稀にみない総柄でよく見ていただくとお目出度い柄尽くしで風合いを大事に縮緬生地で仕立ててあります。

肌脱ぎをしている赤の襦袢も縮緬生地をつかい、踊っていても足さばきが雑や軽くなりすぎないように工夫してあるようです。
他に袂や袖の長さにも踊りに品が出るように長めにとり、着物としての風合いを大事にしています。

オリジナルの総柄・・・
他にはないデザインとして高く評価されております。

男踊り衣装

男踊り衣装について

男踊り衣装は弐穂連の紋と代表(連長)の花柳流の紋を重ねて比翼の紋をつけて、男踊り・男性着用と男踊り・女性着用と色を使い分けています。

手をあげて踊った時に、顔が陰になり暗くならないような工夫がしてあります。
また、背中には比翼紋を背負い、袖にも紋をつけ格式を持ち日本の着物文化をどことなく散りばめてあります。
女衣装と同様、やはり袖の仕立てには工夫がしてあります。

男踊りという激しい踊りに少しでも涼しく踊れるような綸子調の生地で仕立ててあり、色も古典色で品を大事に弐穂連のために何度も染め色を調整してできた、現場に映える仕立て色になっております。

手ぬぐい

手ぬぐい

プリント仕立てではなく、染め職人による藍染です。(本染め)
よって使えば使うほど藍の深みが出て、染めのよさが際立ちます。
衣装の一部の手ぬぐいにも、心配りは忘れません。

かんざし

かんざし

女性は稲穂のかんざしをさしています。この稲穂は本物で
『実るほど頭を垂れる稲穂かな・・』踊っているとこの稲穂がゆらゆらと揺れ、踊りに一花添えてくれています。
 
踊りのパートによって稲穂のわきについている飾りが違います。 女踊りは赤、弓やり女性はピンク、そして扇は芸者が使用する鳩・・。

かんざしは女の御洒落・・・なかなか市販ではお目にかかれないかんざしも見どころのひとつです。

小道具扇

小道具扇

数千本の中から、今年の踊りの雰囲気にあった柄を厳選して選んできます。
毎年柄が違うのも・・う~ん☆楽しみ!

トキコ

他にもご紹介したいのですが、読むよりも
是非、ご覧にいらしてください!

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以上・・・取材班トキコがお送りしました~☆